@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000419, author = {阿部, 洋子 and 横山, 紀子 and ABE, Yoko and YOKOYAMA, Noriko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {第6回目を迎えた「海外日本語教師長期研修」は、日本語国際センター設立にともない、研修期間が10か月に延長され、講師陣も大幅に入れ替わった。筆者らにとっては初めての教師研修であり、多くの問題点と課題を残した。その中から、特に「外国人日本語教師の利点を生かした教授法」に焦点を当て、今年度の研修生(外国人日本語教師)と海外で教えた経験を持つ日本人教師への意識調査を行い、今後の研修の方向性を探った。意識調査の結果、今後の研修への指針として主に次の2点が確認された。1.研修生が自信を持って教壇に立つためには研修期間に日本語能力の充実を図ることが重要であること。2.研修生各人が外国人教師であることの利点をもっと高く評価し、利点を十分に生かすことが必要であること。調査では、外国人教師の利点として母語ができることだけをあげた研修生が多かったが、その他の利点を認識し、日本人教師の力の及ばない分野で積極的に活躍できるような方向付けを行いたい。たとえば、母語の使用を生かした教授法や母語との比較対照の視点など様々な観点からの改善が考えられるが、最も重要な点として研修生自身の学習体験を意識化することがあげられる。研修生が学習者として経験した様々な心理状態、身につけてきた効果 的な学習方法、異文化理解の視点、克服してきた問題点などを見つめ直し、分析することが必要である。そうすることで、研修生各自に外国人教師の利点を生かした「自分の教授法」を開発してもらいたいと望んでいる。, 2, KJ00000611646}, pages = {53--74}, title = {海外日本語教師長期研修の課題 : 外国人日本語教師の利点を生かした教授法を求めて}, volume = {1}, year = {1991}, yomi = {アベ, ヨウコ and ヨコヤマ, ノリコ} }