@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000420, author = {笠原, ゆう子 and 柏崎, 秀子 and 簗島, 史恵 and KASAHARA, Yuko and Kashiwazaki, Hideko and YANASHIMA, Fumie}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {昨今日本語学習者は多様化し、特に半年程度の初級学習期間を経て、すぐ専門の文章の読み書きを迫られる学習者が増えている。日本語教育の現場では、学習期間等の制約により、教師側も学習者側も教科書に出てくる文型を積み上げることが最優先課題となっている。このような状況を考慮すると、作文の副教材を考える場合、教科書と切り離して作文のためだけの教材を扱うより、教科書で学習する文型を基本に、文型の定着をはかりつつ書き言葉の表現や作文のスキルが習得できるような副教材を用いる方が現実的であろう。そこで、作文の副教材作成の準備段階として、今回の調査を行った。調査ではまず、汎用性と新しさの2点を考慮して7種の初級教科書を選び、「日本語初歩」の文型の提出順を基準として、ある文型がどの課で出てくるかを調べて文型表を作成した。次に、その中から主要だと思われる文型を選び、その文型の学習時期を相対化するために、それを学習するまでの学習時間数を算出してグラフにまとめた。その結果 、文型についてどの教科書でも学習時期がある範囲時間内にまとまるものと、教科書によって学習時期がまちまちで、ある範囲時間内にまとまらないものとの2種類に分類することができた。前者については、その学習時間数によって100時間単位 で6段階に段階化した。これらの文型は副教材に優先的にとりあげるものとして固定できる。後者については、ある傾向を見出せるものとそうでないものがあり。それぞれ副教材でのとり上げ方を考える際には何らかの配慮が必要とされよう。具体的な副教材の内容・構成等に関しては、まだ、試行錯誤の段階であるが、この調査を布石として、今後さらに、より有効な在り方を模索していきたい。, 3, KJ00000611647}, pages = {75--123}, title = {初級文型の学習時期の相対化と段階化の試み : 作文の副教材作成のための基礎調査}, volume = {1}, year = {1991}, yomi = {カサハラ, ユウコ and カシワザキ, ヒデコ and ヤナシマ, フミエ} }