@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000425, author = {阿部, 洋子 and 三原, 龍志 and 百瀬, 侑子 and 横山, 紀子 and ABE, Yoko and MIHARA, Ryusi and MOMOSE, Yuko and YOKOYAMA, Noriko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {本稿では、筆者たち4名が担当した1990年度「海外日本語教師長期研修」において実施された教育学習についてまず事実報告を行い、次のその結果 と問題点の整理分折を通して今後の展望と問題点の解決について考える。 当センターで行っている「海外日本語教師長期研修」は、海外の若手日本語教師を日本へ10か月間招聘し、日本語運用力の充実と日本語教授法の基礎を集中的に研修することを目的としている。本研修のカリキュラムは大きく「教授法関連科目」と「日本語演習科目」に分けられる。そして研修の最終段階でそれまでに習得した日本語や日本語教授法に関する知識や技術を実践の場で試し体得するために、また、実践の中から教師としての視野を広げ意識を深化させるために約3週間の教育実習を行っている。 教育実習は、研修生が国で教えている環境と比べて多くの特殊性を持っている。研修生からの反応は、実習を自己観察の機会として、また相互学習の機会として評価する声があった一方、その特殊性を理由に実習の意義を疑問視する声もあった。しかしながら、実習の特殊性の分析を経てみると、自己の教育現場とは異なった体験をすることはマイナスの要素を持ちながらも、よりダイナミックで意識の深部に届く体験となりうることもわかった。そこで、研修生への十分な動機付けを行うために、実習の利点を積極的に生かした「実習の意義」を具体的に提示することが肝要であることを確認した。そして、そのためには実習に至るまでの教授法授業の段階から研修生の「意識開発」や教授活動に必要な「視点作り」に焦点を当てることが重要であると考えた。本論ではその具体的な方法を現在開発中の「研修用教授法教材」を通 して紹介したい。, 1, KJ00000611663}, pages = {1--20}, title = {教師研修における教師の「意識開発」の必要性 : 1990年度「海外日本語教師長期研修」における教育実習を振り返って}, volume = {2}, year = {1992}, yomi = {アベ, ヨウコ and ミハラ, リュウシ and モモセ, ユウコ and ヨコヤマ, ノリコ} }