@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000442, author = {藤長, かおる and FUJINAGA, Kaoru}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {クイーンズランド州教育省では、LOTE CENTRE所属の各外国語のアドバイザーが中心となって、初等中等教育レベルの公立校の現職の外国語教師を対象に、各種のイン・サービス・プログラムを実施してきた。イン・サービスは、教材の使用法や教え方の向上と、運用力の向上という二つの目的を併せ持つが、従来の1日~3日というイン・サービスの方法では、外国語の運用力そのものを高めることは大変に難しい。 このような状況の中で、1994年には、従来のイン・サービス・プログラムに加えて、運用力の向上を目的とした、特別 の「再教育コース」を設けることになった。この「再教育コース」は、(1)遠隔地の教師対象のtele-learningコースと(2)ブリスベンメトロポリタン地域の教師対象の通 常のクラスコースの二つのわかれるが、現在、2週間に1回、全9回の1学期のコースが終了し、2学期のコースが継続中である。 本稿は、後者のメトロポリタン地域の教師対象の「再教育コース」に焦点を当て、その計画実施過程を振り返り、今後のあり方を模索するものである。クラスの時間数も少ない「再教育コース」では、(1)コースの継続性を最大限に生かしたクラス外での自己学習を積極的に支援するプログラム作りと、(2)学習者のタイプやレベルを考慮したさまざまなアクティビティのアイデア、そして、(3)学習者同士が協力して学び合える場の提供、さらには、(4)学習者自身が研修コースを作り上げていけるような学習を支援する者と学習者の協力体制の確立が重要かと思われる。 コース途中のレポートであるが、よりよい「再教育プログラム」を模索する一助になれば幸いである。, 2, KJ00000611680}, pages = {13--31}, title = {クイーンズランド州ブリスベンメトロポリタン地域における日本語教師再教育プログラム : 運用力向上のために}, volume = {5}, year = {1995}, yomi = {フジナガ, カオル} }