@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000444, author = {八田, 直美 and HATTA, Naomi}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {日本語国際センターで実施している外国人日本語教師のための短期研修では、教授法や日本事情に関する授業に加えて、研修生自身の日本語運用力を高めるクラスを設けている。本稿では、能力別 に分けられた日本語クラスの中で、運用力が低い研修生を対象とした話題シラバスの日本語クラスについて報告する。 話題シラバスによる授業を行うようになったのは、研修生にとって、技能別 ではなく、4技能を統合した教授法が必要だったこと、コミュニケーション活動を通 して日本語を学ぶことが求められていたこと、日本文化や現代の日本人の生活について研修生が強い関心を持っていたことなどからである。話題には、「私の家族」や「一日の生活」、「食事」など日常生活に関わる9つを取り上げた。 この話題シラバスによるクラスは、研修生には概ね好評であったが、研修生からの反応として、文法への強い関心と教授法や教材への関心が示された。文法知識は教師として自信を持って教えるためであり、教授法や教材への関心は自己の授業技術の向上、改善のためだと考えられる。運用力の低い研修生にとって、まず必要なのは運用力の向上であるが、さらに、教師研修の視点から、文法教育と教授法を取り入れ、実用的な研修作りを考えていきたい。, 4, KJ00000611682}, pages = {55--68}, title = {外国人日本語教師のための日本語クラスについての試み}, volume = {5}, year = {1995}, yomi = {ハッタ, ナオミ} }