@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000445, author = {坪山, 由美子 and 前田, 綱紀 and 三原, 龍志 and TSUBOYAM, Yumiko and MAEDA, Tsunaki and MIHARA, Ryushi}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {日本語国際センターでは、「大韓民国高等学校日本語教師研修」が1994年度に引き続き実施された。本稿の目的は、同研修において力点を置いた教授法科目の一つである「総合教授演習」の模擬授業を、どう構想し実施し、結果 は如何であったかを報告することにある。同研修においては、初年度から一つの目標としたことがあった。韓国では、日本の文部省にあたる教育部が1996年度から高等学校教育課程(指導要領)を改定することを決定している。その中の日本語1の「方法」の部分に、「聴解発話に重点を置く」「教師と生徒及び生徒と生徒の間の活動を展開する」「生徒に能動的に表現しうる機会を与える」という内容が盛り込まれている。目標は、その実現の可能性を模索させることである。そのため、研修生に自己の授業を振り返り、他者の授業を参考にし、諸々の技法に関する情報を収集する機会を提供する科目を設定した。それが模擬授業である。模擬授業は、少人数で実施した。その際昨年度の反省に鑑み注意した点は、模擬授業を全員に課すこと、グループの構成を少人数にすること、マイクロティーチングを強調すること、全員にフィードバックの時間を設けることであった。この方針の下に模擬授業を実施した。今後の課題は、相互啓発を目的としたグループ活動を徹底させること、教授法関連用語の確認作業を組み込むことがある。また問題点は、模擬授業で日本語として不適切な表現が散見されたことがある。研修の結果、事後アンケート調査を見ると、具体的な教授活動についての言及が増えていた。これは、模擬授業を全員に課したことと、フィードバックを徹底したことの現れであると推測される。また研修修了後授業見学を行ったところ、できる限り日本語で授業を進行させようとしていること、生徒を視野に入れていることが看取された。, 5, KJ00000611683}, pages = {69--84}, title = {大韓民国高等学校新「教育課程」と模擬授業の試み}, volume = {5}, year = {1995}, yomi = {ツボヤマ, ユミコ and マエダ, ツナキ and ミハラ, リュウシ} }