@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000448, author = {磯村, 一弘 and ISOMURA, Kazuhiro}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {外国人日本語学習者の産出する日本語のアクセントについて調べた。学習者が日本語のアクセントに関する理論的知識を得て、アクセント型の違いを実現しようとした場合の発音の韻律的特徴について、アクセント型の違いを意識しなかったときの発音と比較した。学習者の発音は、アクセント型の差異を意識する前は、名詞のアクセント型にかかわらず全ての名詞がほぼ共通 の傾向を示したのに対し、アクセント型の違いを意識させた後では、名詞によって異なる様々な韻律の形を用いるようになるのが観察された。このとき、学習者の発音には、次のようないくつかの傾向が見られた。a.ほぼ母語話者に近い韻律の形でアクセント型の違いを区別できる。b.アクセント型の違いを区別しようとするが、不十分である。c.母語話者とは異なる方法で、アクセント型の違いを実現しようとする。d.異なる様々な韻律の形を使ってみるが、アクセント型に合ったものを選択できない。アクセントの意識化が、全ての学習者において、程度の差はあるがこれまでよりも日本語の正しい韻律へと近づくきっかけとなったことがわかった。日本語のアクセントについて理論的な知識を得て、目標言語の音声を明確に意識化することが、日本語の正しい韻律の習得には有益であるといえる。, 1, KJ00000611686}, pages = {1--18}, title = {アクセント型の意識化が外国人日本語学習者の韻律に与える影響}, volume = {6}, year = {1996}, yomi = {イソムラ, カズヒロ} }