@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000450, author = {百瀬, 侑子 and MOMOSE, Yuko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {Team Teaching(TT)による日本語教育は学習者にとって有効であるだけでなく、現場の教師養成のためにも有効である。ガジャマダ大学では日本人派遣専門家(native教師)と経験の浅いインドネシア人教師(non-native教師)がチームを組んで一年生を対象にTTによる日本語教育を行ってきた。TTがnon-native教師にもたらした成果 は、1.日本語力の向上、2.対照言語学的視点の拡大、3.自己の教授活動の内省、4.教授技術の向上、5.教師としての自信の深まり等である。問題点としては、1.教師への時間的な負担、2.相互理解の難しさ、3.授業に関するフィードバック時間の不足等が挙げられる。 native教師とnon-native教師が協同で行うTTにおいては、両者の持つ特性に注目して、それぞれの特性を生かすことが重要であり、それにより複眼的な質の高い教授活動が実現できる。また、non-native教師は自己の役割の重要性を認識することによって、教授活動への意欲と自信を深めることができる。TTによる教師養成を海外で成功させるためには、計画性と目標設定、コースデザインの協同実施、TTシステムの効率的な管理運営、人間関係の構築等、いくつかの必要条件がある。条件が整えば、TTシステムの循環・発展の中で、non-native若手教師は教師として成長を重ね、次世代の教師を育成する指導教師になりうる。すなわち、native指導教師に頼らないnon-native主導型の教師養成システムが実現できる可能性があるのである。, 3, KJ00000611688}, pages = {33--50}, title = {海外における若手ノン・ネイティブ教師養成のためのチーム・ティーチング}, volume = {6}, year = {1996}, yomi = {モモセ, ユウコ} }