@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000452, author = {荘, 由木子 and 綛田, はるみ and 簗島, 史恵 and SHO, Yukiko and KASAEDA, Harumi and YANASHIMA, Fumie}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {中級の読解の授業において、取り上げられている文型の数が非常に多いために教師も学習者も困惑してしまうという現状がある。筆者らは、この現状を改善するために調査研究を続けてきたが、その一貫として、『日本語国際センター紀要』第4号において、既存の中級読解教科書における文型の出現頻度を調査した。そして、その結果 に基づいて、360文型を抽出するとともに、それらを頻度順に5つのランクに仮に格付けした。 本稿では、現実のデータに基づいた中級文型の絞り込みのために、学習者が目にする機会の多い新聞および雑誌を対象に、この360文型が実際にはどのような頻度で現れているのかを調査し、紙上では上位 100文型を報告した。これらの文型の特徴としては、1.時、原因・結果を表す文型や情報伝達に必要な文型など、報道関係の文章の特徴と見られるもの、2.条件を表す文型、3.助詞相当句が多いことが挙げられる。また、いわゆる初級文型との重なりを指摘するとともに、それらの中級での扱いについて再検討の必要性を述べた。さらに、360文型の新聞、雑誌間での出現度を比較することにより、それぞれの文章ジャンルに特有だと思われる文型についてまとめた。 一方、前回の調査と今回の調査の両方またはいずれかで出現度が低かったものについて考察し、中級読解における重要度があまり高くないと思われる文型について言及した。 今後も調査対象の文章ジャンルを広げ、より信頼性のある中級文型の作成リストを志したい, 5, KJ00000611690}, pages = {71--81}, title = {中級文型格付けの試み(2) : 新聞・雑誌の文中表現の頻度調査から}, volume = {6}, year = {1996}, yomi = {ショウ, キミコ and カセダ, ハルミ and ヤナシマ, フミエ} }