@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000456, author = {木山, 登茂子 and 高, 偉建 and 篠崎, 摂子 and KIYAMA, Tomoko and GAO, Wei-Jian and SHINOZAKI, Setsuko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {中国大学・学院日本語教師研修の「課題研究」科目は、これまでの海外日本語教師短期研修で設定されてきた、研修生が自主的に活動を行う授業枠を踏襲したものである。本稿では、1993年渡から1995年度までの研修を振り返り、中国の研修生にとってより有効で実際的な「課題研究」の実施方法を考察した。本研修に参加する研修生の特性としては、全般的に日本語運用力が高く、特に読解による情報収集能力に秀でていることがあげられる。その一方で、来日経験や日本についての情報量 が少ないため、日本でどんなことができるか具体的なイメージが持ちにくく、日本で何をしたいかという明確な目的を持って来日するものが少ないという実情がある。そのため、「課題研究」科目のように、自分でテーマを決定して活動計画を考えるような自主的な活動には馴染みにくい側面 がある。このような点に配慮しながら、来日の機会を最大限に生かし、研修性各自が達成感を得られるような「課題研究」の方法を模索してきた。そして、1994年度から採用しているのが、事前に用意されたいくつかの機関の中から訪問先を選択し、研修生だけで訪問調査を行い、その結果 を情報交換会で発表するという活動である。この活動では、読解能力が高いという中国人研修生の特性を生かして訪問先機関の資料を分析させるなど、訪問調査の前に十分な準備を行わせ、訪問調査の内容がより充実したものとなるように配慮している。また、事前に訪問先を確保することで、個人では交渉が難しい企業や大学、公的機関を訪問する機会を提供することができる。そして、このような一連の活動を通 して、研修生各自に日本理解の一つの方法を体得してもらいたいと考えている。, 4, KJ00000611694, 研究ノート, Research Paper}, pages = {53--68}, title = {中国大学・学院日本語教師研修における「課題研究」について}, volume = {7}, year = {1997}, yomi = {キヤマ, トモコ and ガオ, ウエイジアン and シノザキ, セツコ} }