@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000463, author = {木田, 真理 and 柴原, 智代 and 文野, 峯子 and KIDA, Mari and SHIBAHARA, Tomoyo and BUNNO, Mineko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {本稿では、海外日本語教師長期研修に参加する研修生が、教授法授業及び教育実習に関して示す反応の種類を分類・整理することにより、それら研修生の多様性を把握した上で一人一人にとって、有意義な研修となるような研修の在り方を模索した。 non-native日本語教師の教授面での多様性の要因をニーズとレディネスという軸で捉え、全体像の枠組みの提示を行った。多様性の要因として、ニーズ面 では、1.外部から求められるニーズ、2.個人ニーズをあげ、レディネス面では、1.日本語運用力、2.環境に起因するレディネス、3.個人特性に起因するレディネスをあげた。そして、1996年度の研修生を対象に、研修生がどのように多様であるかを述べ、多様性の要因の違いによって教授法授業への参加態度がどのように異なってくるかを具体的に述べた。また、教授法授業を理解する過程は、従来の概念的枠組みと新しい概念的枠組を相互交渉していく過程であり、心理的な葛藤を伴うことになるため、研修生の精神面 に対する配慮が不可欠であることを指摘した。 今後の課題としては、今回全体像のモデルとして提示した研修生の多様性を把握する枠組みを精緻化していくこと、そして、そこから生み出される成果 をコース設計に生かしていくことである。 最後に、研修生一人一人に意義ある研修を行うためには、研修生の多様性を考慮に入れたコース設計が重要であることを指摘し、「同一コース内でカリキュラムを個別化する」という方向と「多様性の軸ごとにコースを分割化する」という2つの可能性を提起した。, 4, KJ00000611701}, pages = {53--66}, title = {Non-native日本語教師の多様性把握の試み}, volume = {8}, year = {1998}, yomi = {キダ, マリ and シバハラ, トモヨ and ブンノ, ミネコ} }