@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000467, author = {王, 崇梁 and 長坂, 水晶 and 中村, 雅子 and 藤長, かおる and WANG, Chong-Liang and NAGASAKA, Miaki and NAKAMURA, Masako and FUJINAGA, Kaoru}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {韓国の高校では、1996年に韓国教育部の定める教育課程が改訂され、コミュニケーション重視、学習者中心に重点をおいた日本語教育が目指されるようになり、教科書も一新された。本稿は、現場の教師が教育課程の改訂にどう対応し、その変化をどう受け止め、何を問題と感じているのか、その現状と問題点を明らかにしようとするものである。そのために、教室活動に焦点をあて、教師の意識を探る調査を行った。調査対象は日本語国際センターで実施された1997年度大韓民国高等学校日本語教師研修に参加した現職教師45人である。 その結果、教育課程の改訂に伴い、意識の上ではコミュニケーション重視、学習者中心の授業を目指すようになったが、実際には、音声テープなど視聴覚教材の導入は増加しても具体的な教室活動にあまり反映されておらず、国の定める教育課程の内容と現場の実情にはギャップが存在することが明らかになった。その原因は、コミュニケーション重視、学習者中心の教室活動に対する知識や情報、授業ですぐ使える副教材(ロールカードやインタビューシート、ゲームで使うカード等)の不足にあることが調査からわかった。さらに現場の教師からは、コミュニケーション重視、学習者中心の日本語授業をする上で、教授環境やカリキュラムを問題視する意見が多く見られた。それは教師自身の教室活動のアイデア不足だけではなく、それを自分のクラスに適用する方策を充分に知らないことにも起因することが推察された。, 8, KJ00000611705}, pages = {111--128}, title = {韓国の高校日本語教師の教室活動に関する意識 - 大韓民国高等学校日本語教師研修参加者に対するアンケート調査報告-}, volume = {8}, year = {1998}, yomi = {オウ, スウリョウ and ナガサカ, ミアキ and ナカムラ, マサコ and フジナガ, カオル} }