@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000472, author = {斉藤, 三千代 and 柴原, 智代 and SAITO, Michiyo and SHIBAHARA, Tomoyo}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {外国語学習では、情意面のコミュニケーションが特に困難であることが指摘されている。 1997年度海外日本語教師長期研修の「聴解口頭表現」授業では、カウンセリング理論を応用した活動を取り入れることを通 して、多国籍からの研修生の異文化環境下における上記コミュニケーション能力の開発を試みた。 方法としては、研修生が来日以後経験する異文化適応の各段階に、グループ・エンカウンターとカウンセリング・マインドの概念を具体化した活動を取り入れた。 活動に対する評価は、授業開講中の研修生の感想や変化と、帰国直前のアンケートから考察した。その結果 、活動を通して研修生の不安感の解消や低減、意欲・積極性の促進、孤独感の癒しと感情の共有などが観察された。一方、講師のメッセージと評価の識別 の困難さが指摘された。 この試みから、カウンセリング概念を応用した活動は情意面のコミュニケーション開発の一方向となりうると考えられた。日本語教師には、異文化適応における言語使用面 からの支援がいっそう求められると同時に、カウンセラーとの協力体制が重要度を増すであろう。今後、日本語の習得と実際使用のために、カウンセリング理論の応用と具体化が一段と進められることが望まれる。, 5, KJ00000611710}, pages = {69--86}, title = {カウンセリング理論を応用した「聴解口頭表現」授業の一例}, volume = {9}, year = {1999}, yomi = {サイトウ, ミチヨ and シバハラ, トモヨ} }