@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000476, author = {高崎, 三千代 and 古川, 嘉子 and TAKASAKI, Michiyo and FURUKAWA, Yoshiko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {国際交流基金日本語国際センター(以下、センター)1998年度海外日本語教師長期研修(以下、長期研修)の「聴解口頭表現4」授業では、活動の一つとして日本人参加者を迎えたビジターセッションを行なった。このセッションでは、母語話者と非母語話者である研修生の相互行為を体験させるために、ロールプレイを行った。ロールプレイでは、研修生の実生活に起こりうる状況と話題を設定し、会話の時間と内容については制約を設けなかった。本稿では、まず、ロールプレイのフィードバックでの研修生・日本人双方の意見を検討し、さらに、会話を参加者同士の相互行為と考える会話分析の立場から、研修生と日本人がその場面 でどのように協同して会話を維持していくかを「沈黙」「重なり」「隣接対」などの概念に基づいて比較考察する。この分析によって、研修生は多くの「あいづち」を用いて会話の推進に積極的に関与していることが見て取れた。すなわち、講師が会話の定式を提示しなくても、研修生が会話の進め方のルールに則りながら会話を展開させ得ることが確認できた。今後さらに研修生・日本人混成の会話に見られる双方の会話方略を収集することが、中上級段階の口頭表現能力指導における課題設定の上で重要と考えられる。さらに事前指導→日本人とのロールプレイ→フィードバック→事後指導といった、ロールプレイの教室活動全体の中で、研修生が会話の過程や方略を意識化し、運用に結びつけていけるような指導の枠組みを構築して行くべきであろう。, 3, KJ00000611652}, pages = {33--50}, title = {ビジターセッションにおけるロールプレイの効果 : 1998年度海外日本語教師長期研修「聴解口頭表現」における実践}, volume = {10}, year = {2000}, yomi = {タカサキ, ミチヨ and フルカワ, ヨシコ} }