@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000484, author = {小玉, 安恵 and 古川, 嘉子 and Kodama, Yasue and FURUKAWA, Yoshiko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {長期研修では、従来、研修生の背景にある言語観、言語学習観を探るためにHorwitz(1987)のBALLI(Beliefs About Language Learning Inventory)に基づいたアンケート調査を行ってきた。しかし、アンケートの欠点として、状況やコンテクストが排除されているため、質問の解釈に幅がでることや被験者の解答の解釈がゆれる可能性があった。また、自分の正直な価値観よりも他者に見られたい自己像を選ぶ危険性もあった。一方、今回、注目したCortazzi(1993)の行った社会言語学的インタビューの方法では、ビリーフというものが必ずしも意識的にアクセスされるものではないという考え方から、被験者に正確な調査目的は告げずに、いくつかの具体的なモジュール質問をすることによって、被験者からナラティブを引き出している。今回、八人の長期研修生にCortazziと同様の方法を用いてインタビューを行ってみた。そして、その中でも対照的な二人のナラティブをラボビアンモデルを用いて分析、比較してみた結果、具体的な出来事や行動、計画に基づいたストーリーの中で語られるビリーフは、その状況やその価値観を持つにいたった経緯や背景について納得のいく情報を我々に提供してくれることが分かった。今後、アンケートでの調査を補う方法として注目される。, 4, KJ00000611660}, pages = {51--67}, title = {ナラティブ分析によるビリーフ調査の試み : 長期研修生への社会言語学的インタビューを通して}, volume = {11}, year = {2001}, yomi = {コダマ, ヤスエ and フルカワ, ヨシコ} }