@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000485, author = {上田, 和子 and 羽太, 園 and 和泉元, 千春 and UEDA, Kazuko and Habuto, Sono and Izumimoto, Chiharu}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {外交官・公務員日本語研修では研修参加者の専門性に合った研修を実行するために、平成9年度以来<選択科目>などを開設し、学習者自身で学習がデザインできる環境設定を試みてきた。開設期2年間の研修参加者の反応から、研修参加者の中には選択科目について理解するものの、実際に選ぶ段階では様々な困難に直面している者があることがわかった。そこで、平成11年度の研修では、<選択システムの設定>と、<選択科目のカリキュラム調整>を行った結果、研修参加者個別の履修スタイルでの学習が可能になっていることが認められた。 この実践から、以下のことが認められた。(1) 選択システムの手順の中で学習者は自己の学習を評価し、教師と交渉を行い、学習計画の調整を行っていること(2) 選択科目の設定については技能別だけでなく、話題別、学習進度別などのクラスを設定することで、学習者各自のニーズにあった学習活動が可能になること(3) <選択>を可能にするためにはその前提として1学期の必修科目の学習が重要である。(4) プログラムの問題点を見出しより良い研修にするためには、研修の当事者である研修参加者と教師(および教師集団)が研修の場を共有し、そこで相互作用を行うことが必要であること(5) (4)を通して研修参加者と教師集団のそれぞれが行う内省が、プログラム・デザインの改善の循環を推進する力になっていること, 5, KJ00000611661}, pages = {69--87}, title = {専門日本語教育のプログラム・デザイン : 外交官・公務員日本語研修における選択システムの実践}, volume = {11}, year = {2001}, yomi = {ウエダ, カズコ and ハブト, ソノ and イズミモト, チハル} }