@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000486, author = {藤長, かおる and FUJINAGA, Kaoru}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {日本語国際センターで実施されている現職の日本語教師を対象とした教師研修は、研修参加者の国籍構成の面から国別研修と多国籍研修に分けられる。教授法のコースデザインに際しては、それぞれの国のガイドラインやシラバス、学習対象者の年齢・レベル・学習目的、教科書や教材、クラス規模や教育機器の使用状況など、研修参加者の教師がおかれている教授環境を考え、実践的なプログラム作りを行っている。しかしながら、このような教育現場重視(問題解決型)の教授法プログラムは、研修参加者の教授環境の違いが大きい多国籍研修の場合、共通の問題点を設定しにくいという問題が生じる。その一方で、研修参加者同士が教授環境や教授法の違いに刺激を受け、自分自身の教授活動をふりかえり、相互に高め合う可能性が高いということも利点として指摘されよう。経験のある教師が対象の現職教師研修では、この点を最大限に生かしていくことが、多国籍研修における教授法の基本ではないだろうか。 本稿では、多国籍研修における教授法のコースデザインのひとつとして、研修参加者である教師同士の教室活動のアイデア交換を主とする教授法授業の可能性を探る。そのために、筆者が授業を担当した2000年度の短期研修(春期)での試みを取り上げ、その計画、実施の過程をふりかえり、研修参加者の反応や評価をもとにして、その意義と問題点を明らかにする。, 6, KJ00000611662}, pages = {89--106}, title = {多国籍研修における教授法のコースデザイン : 教師は何を共有できるか}, volume = {11}, year = {2001}, yomi = {フジナガ, カオル} }