@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000492, author = {有馬, 淳一 and 島田, 徳子 and ARIMA, Junichi and SHIMADA, Noriko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {国際交流基金日本語国際センターでは、埼玉県の依頼を受けて、JETとOSET両プログラムにより埼玉県に招聘されている青年男女(JET青年)を対象として、1998年度より「JET(OSET)青年日本語研修」(JET研修)という短期集中日本語コースを実施している。 本稿は、その3回目にあたる、2001年3月26日から3月30日に実施された2000年度JET研修におけるコースデザインとその実践についての論考である。本稿の目的は、最近の学習理論および言語学習理論から知見を得ながら、学習者にとって意味のある学習環境とは何かを考え、現職JET青年に対する日本語コースを設計し、実施した結果を考察することである。まず、第1章では、今回のコースデザインの際、理論的枠組みとした学習理論「構成主義」「体験学習」「協調学習」について概観する。また、「学習者は学習したいことをどのように学び」、「学習を支援するためには、日本語のクラスがどうあるべきか」について詳細に述べる。 第2章では、2001年3月に実施したJET日本語研修のコースのデザイン、授業の概要、および実施内容について述べる。学習者にとって「意味のある学習環境」を提供するために、コースに「能動的」「構成的」「主体的」「現実的」「協調的」の5つの特色を持たせ、JET青年がよりよく学ぶ場をデザインした。このデザインにもとづいて、実施した活動の実際について報告する。 最後に第3章では、JET青年および受入先の担当者による評価をもとに、「意味ある学習環境」の設計を目指したコースデザインが支持されたかどうかを、省察する。さらに、今回の結果を踏まえ、今後の新たな学習環境を構築していくための足がかりを探る。, 6, KJ00000675428}, pages = {87--105}, title = {意味のある学習環境の設計を目指したコースデザイン:2000年度埼玉県JET青年日本語研修での実践}, volume = {12}, year = {2002}, yomi = {アリマ, ジュンイチ and シマダ, ノリコ} }