@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000504, author = {和泉元, 千春 and 上田, 和子 and 廣利, 正代 and IZUMIMOTO, Chiharu and UEDA, Kazuko and HIROKAGA, Masayo}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {本稿では、バックマンの言語テスト開発理論に照らして、国際交流基金関西国際センター大学院生日本語研修で従来開発運用してきたプレイスメントテストの設計過程の記述、分析を試みた。バックマンの理論によると、テスト開発段階では、<目標言語使用(TLU)領域>、<目標言語使用(TLU)課題>を詳細に記述したうえで、<テスト課題>を選定する。 分析の結果、研修実施担当者ら(専門員)はテストの目的を理解し、研修参加者のニーズに基づいてテストを作成しており、理論と照らしてもその妥当性が認められた。 さらに質の高いテストへと進化させるためには、以下の3点について補強する必要性がある。(1)テスト課題をより仔細に分類する(2)必要に応じて専門に関する話題の知識を測定すべき構成概念に含める(3)専門分野についての話題では、試験官による入力(出題)と応答との関係に配慮するまた、テスト開発者、試験官、評価者、研修実施担当者全員がテストの目的と構成概念に関して明確な共通認識をもってテストを設計、実施し、その結果を利用することで、より有効な結果利用が可能となることが再認識された。 一方、本調査では理論を援用し実践を分析する過程で、日常の業務のなかで特に意識されることなく運用されてきた「教師の実践的な知識や枠組み」を明るみに出すことができた。教師の経験や実践をある理論を手がかりに記述し、分析していくことは、教師個人や集団としての教師の職業的内省を促す手法となると考える。, 6, KJ00000674251}, pages = {83--97}, title = {言語テスト開発過程の記述と検証:実践知の共有をめざして}, volume = {13}, year = {2003}, yomi = {イズミモト, チハル and ウエダ, カズコ and ヒロカガ, マサヨ} }