@article{oai:jpf.repo.nii.ac.jp:00000517, author = {和泉元, 千春 and 岡本, 仁宏 and 野田, 昭彦 and IZUMIMOTO, Chiharu and OKAMOTO, Masahiro and NODA, Akihiko}, journal = {日本語国際センター紀要, The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa Bulletin}, month = {Mar}, note = {独立行政法人国際交流基金関西国際センターでは平成14年度に(1)研修内容の改善、(2)研修ニーズのより正確な把握、(3)研修の評価を目的とする追跡調査の検討を開始した。本稿はこの評価事業の概要とその手法開発に関する知見の報告である。調査は1.大学院生日本語研修の修了者、2.日本語履修大学生訪日研修修了者、3.2.の派遣元大学に対する文書調査を中心とし、併せて各地域の社会情勢を把握するためにソウル、ハノイ、バンコックで修了者および関係機関、基金海外事務所または在外公館への面接調査を行った。また面接調査では今後の追跡調査の可能性についても情報収集を行った。調査の結果、調査手法に関して以下の4点が指摘された。 (1)調査項目の設定 ・研修目的とその達成に関する調査項目・研修目的と研修内容の整合性に関する調査項目・研修目的と広報、選抜手続きとの整合性に関する調査項目・研修目的と地域の日本語教育ニーズとの整合性に関する調査項目 (2)複合的な結果の解釈(複数の調査対象/複数の調査方法) (3)結果の還元先(研修の枠組みの改訂/研修内容の改訂/広報や選抜順位の決定)の確認 (4)回答方法(修了者への自由回答法の採用)への配慮本調査は全センタースタッフに還元され、いくつかの具体的な改善策への試みを生んだ点で評価できる。今後、修了者との関係維持のための修了者基本データの管理、関係機関への情報開示と情報交換を更に強く認識すると共に、研修前、研修中に実施する調査とも連動させた調査項目の設定と結果利用など、研修実施サイクルの中に追跡調査を位置付ける必要がある。更にセンターの研修事業が基金の事業目的のもとで提供されることから、センターの研修事業、基金の支援のあり方と各地域の社会情勢との整合性をも視野に入れた評価も議論される必要がある。, 7, KJ00000676364}, pages = {105--122}, title = {研修修了者追跡調査手法の確立への一考察:国際交流基金関西国際センターにおける研修修了者追跡調査の試み}, volume = {14}, year = {2004}, yomi = {イズミモト, チカ and オカモト, マサヒロ and ノダ, アキヒロ} }