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接続語「ちなみに」の意味・用法
https://doi.org/10.20649/00000328
https://doi.org/10.20649/00000328162ec2b6-68fb-4606-8ac9-5613c923cd73
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Sekai12_liu (807.4 kB)
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Item type | [ELS]学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2017-01-10 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 接続語「ちなみに」の意味・用法 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | A Study of the Japanese Conjunction "chinami ni" | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.20649/00000328 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10390791 | |||||
論文名よみ | ||||||
タイトル | セツゾクシ チナミニ ノ イミ ヨウホウ | |||||
言語 | ja-Kana | |||||
著者 |
劉, 怡伶
× 劉, 怡伶× Lin, Yiling |
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著者所属(日) | ||||||
言語 | ja | |||||
値 | 名古屋大学大学院国際言語文化研究科 | |||||
著者所属(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Graduate Department of Language and Literature, Nagoya University | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本稿は、「ちなみに」の意味・用法を明らかにすることを目的とするものである。 「ちなみに」に関する従来の記述を見ると、「ちなみに」は前件に対し、関連のあることを参考までに付け加えるものであると述べられている。しかし、 後件についてはどのような制限があるかが説明されていないため、「ちなみに」を用いてどのような後件を付け加えることができるかは分からない。 また、 従来の記述で説明できない「ちなみに」の用法もある。本稿は、そこで、この二つの問題に着目し、「ちなみに」には「前件で言及した物や人物への聞き手の理解を促す情報への言及」、「先行した発話の伝達目的を達成するための情報への言及」及び「会話参与者の情報交換や意見交換を促す事柄への言及」との三つの用法があることを明らかにする。 また、各用法を貫く基本的意味に関して、「ちなみに」は、前件で言い残した内容の一部を付け加えるために用いられるのではなく、聞き手との間での 〈認知環境〉 の異なりを整えることにより、話の流れに聞き手をひきこむために用いられるものであることを述べる。 そして最後に、「ちなみに」を使えない文を取り上げ、本稿で提出した「ちなみに」の意味・用法の記述がこれらの文も説明できることを示す。 |
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言語 | ja | |||||
抄録(英) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | The purpose of this paper is to describe the meaning and the use of the Japanese conjunction "chinami ni," which has normally been explained as a conjunction that is used by speakers to add a following proposition concerned with the preceding proposition. However, little is known about the conditions of use that restrict the speaker to use "chinami ni." In this paper, I point out that there are three uses of "chinami ni". The first one is used to help the hearer realize more about the people or the event mentioned by the speaker in the preceding proposition. The second is used to help the speaker achieve the communicative purpose of his or her preceding utterance. And the third is used to help the conversational participants to exchange their opinions or information. From these three uses, I derive the essential meaning of "chinami ni" as follows: "chinami ni" is used to adjust the differences of the cognitive environment between conversational participants so that the speaker could have the hearer participate more in the conversation. |
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言語 | en | |||||
書誌情報 |
ja : 世界の日本語教育. 日本語教育論集 en : Japanese language education around the globe ; Japanese language education around the globe 巻 12, p. 209-222, 発行日 2002-06-28 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 国際交流基金日本語国際センター | |||||
言語 | ja | |||||
表示順 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 13 | |||||
アクセション番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | KJ00000676732 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 09172920 |